みなさんがご自身の体について知るために、わかりやすく解剖学をお伝えしていきます。
パート1 骨について、役割
私たちの体は骨が基本となり重要となります。
私たちの骨の数はいくつあり、どのような形をしているか、役割、位置関係などわかりますか?人体模型を見たことがある方でも正直、働きまではわからないと思います。
骨は体を作る土台、骨格を作るため骨があります。数は206個あるといれています。
筋肉は骨についているので骨の場所、位置関係が重要になっていいきます。
骨の役割は骨格を作るだけでなく大事な臓器、心臓や肺などを守る役割もあります。
脳に関しては、体を動かす上での司令塔であり、脳を守るため頭蓋骨は硬いです。脳からの神経(親指ほどの太さ)は背骨の中を通っていて腰椎で(馬尾神経)束に別れています。
腕や脚、臓器に司令が送られることで私たちは生命の様々な活動ができたり、普段の日常を過ごすことができます。
背骨、骨と骨の間には椎間板があり、これが骨格の歪みや筋力低下などの影響で圧迫されると椎間板がとび出てしまいます。その時に神経に触れ激痛の原因になります。神経は普段刺激を受けないが筋力低下や緊張、骨格の歪みなどによって、負担がかかり圧迫され痛みとなります。
他にも骨の役割として、
体の体内カルシウム濃度を常に一定にしています。
カルシウム不足とは、食べ物で補えなかったり、太陽の光(ビタミンD)を浴びないとカルシウム濃度が下がります。
そうなると骨から体内にカルシウム濃度が溶け出されます。カルシウムが足りていない状態が続くとどんどん骨が脆くなります。歳を重ねていくと、
骨粗鬆症や転倒などで骨折しやすくなります。
そうならないためには、周りの筋肉を鍛えることや、食事からカルシウムを摂取する必要があります。そして、太陽に当たることを日頃から心がけることで健康で長生きをします。
寝たきりにならず元気な体を作るためにも、
今の問題と向き合って今のうちから骨を強くする、筋肉を強くすることを意識して過ごすと良いでしょう。
解剖学を学び何か少しでも、健康に快適に過ごせるよう体づくりに役立てたらと思います。